marchhatのジャンプレビュー・感想

基本ネタバレ有、フラゲで更新します。

ONEPIECE FILM GOLD 感想

7月23日に公開された「ワンピースフィルムゴールド」を見てきたので、

ネタバレ有で感想を書いていきたいと思います。

 前回は元海軍大将、前々回は伝説の海賊、そして今回はカジノ王。スケール的にはかなり大幅ダウンの印象ですが、なんと全世界の20%のお金を所持しているのですから驚きです。そんなギルド・テゾーロさんが適役に据えたのが今回の映画。

まず感想を述べてしまいますと、過去2作は敵が敵なので、ある程度バトルメインでシリアスな話に対して、エンターテイメント感が強めな話になっています。作中でもレースのシーンやルパンを彷彿とさせるような怪盗っぽいシーンだったりと、手に汗握るバトル!というよりかは、ルフィたちがカジノで過ごす日々みたいな感じでしょうか。(日々といっても、そんなに時間が経っているわけではないですが)

なんか拍子抜けだな…と思う方もいるかもしれませんが、そこは流石の尾田栄一郎先生です。緩やかに原作と関係性を持たせるテクニックは、やっぱり上手です。前回は「元海軍大将の腕を切り落とした七武海」や「赤犬とのバトルで怪我をした青雉」この時は確かパンクハザード編が連載中で本誌では赤犬と青雉の喧嘩がフューチャーされていたり、七武海にローが加入し、大幅なメンバー変更があった時期だっと記憶しております。前々回では「海軍本部を壊滅に追い込んだ伝説的海賊」と白ひげ戦争編で黒ひげの登場などでまさにマリンフォードがボロボロになっていた時の頃でした。

では今回のキーワードはというと、天竜人、ドフラミンゴ、CP0、革命軍、覚醒した悪魔の実の能力者、このあたりでしょうか。初めにネタバレ有と書いたので、思いっきりネタバレしますが、今回の個人的に一番触れたシーンはCP0としてロブ・ルッチが再登場したところでしょうか。映画公開の1週間前にテレビスペシャルとして公開された前日譚の「ハート・オブ・ゴールド」ではチラッと登場していましたが、普通に登場します。しかも、革命軍のナンバー2であり、ルフィの義兄であるサボと戦います。直接的な戦闘の描写はなく、お互いの口上から、激突までしか描かれていないのですが、尾田先生のファンサービスですよねこの辺は。

ではどうして、そんなカジノ王が目を付けられず、のうのうと生きていられるのかについては、天竜人との繋がりがあり、取り持ったのがドフラミンゴであるということあたりから容易に推測できます。金を操るゴルゴルの実も元はドフラミンゴのものだったそうです。原作では回を重ねるごとに小物になっていったドフラミンゴですが、実はこのゴルゴルの実もメラメラの実同様、本当は景品にするつもりなく、客寄せの為だけに見せつけていたところテゾーロに取られてしまったんだとか。なんかもうさらに下げてきますよね容赦ないです。上記のエピソードやワンピお得意の過去編引き伸ばしは実は本編には登場しません(フラッシュバックで見せられる程度)、入場者特典の777巻にすべて記載されています。これに関しては過去編を削る工夫なのか、特典と絡めてメディアミックス的に展開したいのか意見が分かれそうなところですが、私は本編を見ていて、テゾーロの動機弱いなぁと感じていた部分があり、あとから特典を見て、なるほどねと腑に落ちた感じはありました。

キャラについて。今回は地味にナミが重要な役だったりします。ヒロインとしてさらわれるとかではなく、過去の因縁の相手と共闘するという意味で、です。逆にヒロイン的に囚われてしまうのは、まさかのゾロ。正直、ゾロに関しては今のところ本誌でも危なげなく勝利を重ねている強キャラなので、早々にリタイアしてもらう的な感じでしょうか。復帰後の幹部との戦いでは、やっぱり危なげなく勝ってましたし。ルフィはギア4まで展開しますが、3まででも十分勝てるんじゃないかというのが本音。劇場版になると、敵が巨大化するのはなんなのか。あとすごく感心したのは、ラキラキの実という運を操る、言わばラッキーマン的な敵幹部がいるんだけど、そいつの倒し方がよかった、色々とツッコミどころはあるけど。

まぁ何だかんだ書きましたが、最近ワンピースを見てない人でも楽しめる内容だと思います。実際に人の入りは前回、前々回に比べると少ない気がしますが!